実家に父が生前仕事関係で大変お世話になっていた方が、仙台からいらっしゃるとの事。
私もぜひご挨拶したいと思い、実家へ。
実家へ戻る時は、小田急線の相武台前駅まで母に迎えに来てもらういつものコース。
途中では、大山に沈む夕日も。

こちらは、129号線沿い、心霊スポット・廃墟としても有名だった、厚木恵心病院付近。
厚木市が土地と建物を落札して所有し、公園化するとの事で現在取り壊しが行われています。
週末実家に帰ってくる時は、いつも昼位に起きて、のんびりお洗濯したり、掃除したりしているとあっという間に夕方になり、だいたい六時位にこの辺通過するので気が付かなかったんだけど、夕日が結構きれいなんだなぁ。

実家へ到着すると、「お客様をおそばでおもてなししたくってね!」と、母がネットオークションで
家庭用簡単そばうちメーカー「いえそば」なるものを落札したとの事。

タカラトミーさんのおもちゃなんだけど、結構本格的!

箱から出してみると、こんな感じ。
生地作りから麺を切るところまで、これ一つでできちゃうんです!

そば粉は、母が地元のお店で買ってきたという、津久井の国産そば粉。

十割のそばにも挑戦してみたかったけど、初回という事でまずは添付のマニュアル通り四六そばにする事に。
そば粉と小麦粉、こうして並べてみると色の違いが分かりますね。

まずは水まわしという、そば粉に水を混ぜる作業。
そばはすごくデリケートな素材で、この水まわしの作業がとても重要なんだとか。
その点、このそばうちメーカーは優れもの。
粉を入れた容器にフタをし、装置の横についた取っ手をまわして粉を混ぜながら、そのフタにあいた穴から水を入れると、少しずつ水が粉にまんべんなく粉に水がまわせるという仕組み。
しばらくこねていると、こんな風にぽろぽろしたかたまりに。

これを手でこねて、まとめると、こんなおまんじゅうのように。

この後平たくのすのも、このそばうちメーカーでぺったんこに、更に麺を切るのもこんな風に。
包丁で切ったのとは違う、細く均一な麺が簡単にできちゃいます。
麺がにゅるにゅる~と出てきた時は、ほんと感激。
母と一緒につい「おお~!」と声をあげちゃいました^^

そして、くっつかないように打ち粉をまぶして・・・いよいよ、そばらしくなってきたぞ!

茹でてみると、つやつやの見た目もきれいなそばになりました。
付け合せは、きゅうり、キャベツ、茗荷などの浅漬け、そして叙々苑のドレッシングをかけて食べるサラダ。

つけ汁は、大根や鶏肉が入った、温かいけんちん汁で。
鶏肉と根菜がいい相性で、そばと一緒に具もぱくぱく食べちゃいます。
トッピングは、実家での定番。
母手製の十二味唐辛子。
辛さ控えめですが、色々な薬味がきいていて、ほどよくスパイシーに料理の味を引き立ててくれるんです。

こんな風にワイワイと盛り上がった翌日は、お客さまをお迎え。
母は得意の栃木風五目飯を用意し、そばは打ちたてがいいかもね~と、朝打つ予定だったんですが…。
なんと先方は、朝三時に仙台をたち、こちらには九時に着くとの事。
ご飯は食べてきましたので、お腹一杯ですからどうぞお構いなくとの事。
それでも、せっかく作って頂いたのでしたら、ぜひ地元で皆で食べたいのでお土産に持って行ってもいいでしょうか?と、五目飯はお土産に。
その後仙台に到着してから、長旅でお疲れでしょうに、早速家族で食べました、美味しかったですと電話を頂き、お心遣いに感激してしまいました。
お父さん、ほんと素敵な方々と仕事でお付き合いできてよかったね。
その晩は東京に戻らなくてはならなかったのですが、母が晩御飯食べていきなよ~とつまみを作ってくれたので、ご馳走になる事にしました。
私が夕方ふらっとでかけて、家に帰ると・・・何品もいつの間に!

見た瞬間「ビール!」と冷蔵庫に走った、はんぺんチーズ&明太子焼きや、

菊の花とホウレンソウの胡麻和え、蒸し牡蠣のレモン醤油浸し、菜園の生野菜のトマト添えに加え、

横浜中華街「聘珍楼」の春巻き、仙台「利久」の牛タンの網焼きをレモン葱塩ソースで頂く料理も。
シメは手打ち蕎麦が再び登場です。

お腹いっぱいになったのと同時に、心にも元気をチャージ。
母にありがとうの気持ちいっぱいで、東京に戻りました。
片倉 英統
宝島社
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