仕事帰りに主人と信濃町あたりを散歩。
そういえばこのあたりって、森のビアガーデンあったよね、という話になり、でかけたところ、予約無しだと90分待ちとのこと、、、。まさかこんな人気だとは…。
晩御飯どうしようとぶらぶら歩いていたら、孤独のグルメのワンシーンが張られた看板が。
ん?こんな人気のないがらんとした通りに、ペルー料理??
しかも地下で、全然お店の中の様子がわからない。
でもすごく気になって、店内に入ってみることに。
夜の七時ちょっと前ということで、広めの店内は先客1組。
テレビが大きなのがキッチン横に1台、客席に少し小さめのが1台。
マスターが「テレビ見るか、見ないかで、どうぞお好きな席へ」と案内してくれたので、中央奥のテーブルへ。
メニューを見てみたけれど、初めてのペルー料理という事で、どういうものなのか、さっぱり分からない…と思っていたら、マスターが登場。
「聞いたことのないメニューから、どうぞ召し上がってみてください」とのこと。
おすすめは、ヤシの新芽の酢漬けのパルミット、チョリソーとのことなので、ペルービールと一緒に注文。

左がヤシの新芽なんだけど、細いたけのこみたいな食感。
初めて食べたけど、この独特の食感、ほどよい爽やかなすっぱさが、結構クセになる。
チョリソーも、めちゃ辛いわけじゃなく、ほどよい。
パリッとしていて、これまた美味。
ビールを呑みながら前菜をつまんでいると、お客さんが続々。
サッカーに詳しくない私は事前情報がなかったんだけど、今日は日本戦だったよう。
静かだった店内も、どんどん盛り上がってくる。
そんな中、次に頼んだのは、孤独のグルメでも紹介されたという、ロモサルタード。
漫画のシーンもメニューにあったので、ゴロー気分で赤ワイン片手にもぐもぐ。

すごくスパイスが強いかと思いきや、やさしいお袋の煮込み料理という感じ。
肉と一緒にじゃがいもが皮ごとはいってるんだけど、これがまたいい。
これまた美味しくて、すぐに食べちゃいました。
最後は、もう一つ、フレホーレス。
インゲン豆の煮込み料理で、とろみはつけているのではなく、二日も煮込んでいるからだとか。
ガーリックライスが添えられていたのですが、すごく相性抜群!
赤ワインのつまみにぴったりでした。

そして一番いい意味でびっくりしたのが、フレーホーレスについてた、たまねぎの酢漬け。
これが、甘さと酸っぱさのバランスがよく、苦味もほとんどなくて、抜群に美味しい!!
お代わり自由ということで、思わずお代わり。
ちなみにコーヒーカップに入って出てくるのですが、これには理由があって、酢漬けのスープまで美味しいから、ということ。なるほど、飲んでみて、納得^^
こんな美味しい一品がお代わり自由とは、なんていい店なんだ!
と、お料理も美味しかったのですが、一回でこのお店のとりこになったのはマスターのお人柄。
陽気でお話が面白くて、ついついメニューのこと詳しく聞いたり、初めて行ったとは思えないくらい。
またサッカー好きな方なら、たまらないのがお店の雰囲気。
店内の壁にはサッカーグッズがたくさんはっていて、サインもいっぱい。
スポーツバーとしても、美味しいお料理を楽しみにでも、と色々な目的で訪れられる素敵なお店だと思います。
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